ミア・シェリダン作品についてまとめました。翻訳された作品はまだ2作品のみですが(2022年8月現在)、その2作品が共にすばらしく感動的なロマンスで、これからもっと邦訳が増えてほしい作家さんの一人です。
Mia Sheridan
2013年にセルフパブリッシングでデビュー作品『Leo』を発表してまたたく間にベストセラー作家に。
『世界で一番美しい声』カバーの著者紹介文 より
New Adult ジャンル(YAとAdultの間を埋めるジャンル。一般的に、18歳から25歳(上限は30歳くらい)のH/Hが登場)で多数の作品が出版されている。邦訳された2作品のような純愛系の泣けるロマンス以外にも、ロマンティック・サスペンス(スリラー?)作品もあり、いずれのジャンルも高評価。また、作品には社会性の高いテーマが織り込んである。
ミア・シェリダンのロマンス作品は、地に足のついたリアリティと、まるでおとぎ話のようなファンタジー性が両立しているのが特徴です。
『完璧な恋に魂を捧げて』訳者あとがき より
公式HP → http://miasheridan.com/
Twitter → @MSheridanAuthor
Instagram → @miasheridanauthor
Pinterest → @miasheridanauth
goodreads → Mia Sheridan
シリーズ一覧【早見表】
Signs of Love(全13作)
- Leo(2013)獅子座
- Leo’s Chance(2013)獅子座 『Leo』のヒーロー視点
- Stinger(2013)蟹座
- Archer’s Voice(2014)射手座 →【世界で一番美しい声】(2017)
- Becoming Calder(2014)水瓶座 第一部
- Finding Eden(2014)水瓶座 『Becoming Calder』の第二部(完結編)
- Kyland(2015)牡牛座 →【完璧な恋に魂を捧げて】(2021)
- Grayson’s Vow(2015)天秤座
- Midnight Lily(2016)乙女座
- Ramsay(2016)牡羊座
- Preston’s Honor(2017)双子座
- Dane’s Storm(2018)蟹座
- Brant’s Return(2018)山羊座
Pelion Lake (Archer’s Voice 関連作)
- Archer’s Voice(2014)
- Travis(2021)『Archer’s Voice』のスピンオフ作品
Where Love Meets Destiny
- Archer’s Voice(2014)
- Most of All You(2017)
- More Than Words(2018)
Where…
- Where the Blame Lies(2019)
- Where the Truth Lives(2020)
シリーズ以外
- Seek(2018)
- The Wish Collector(2018)
- Savaged(2019)
- Fallen(2020)
- Once We Were Starlight(2021)
邦訳された作品
世界で一番美しい声(電子のみ)
【第5回 勝手にロマンス大賞】ロマンス小説 コンテンポラリー部門とエロティカ部門で第1位!
完璧な恋に魂を捧げて
【第9回 勝手にロマンス大賞】ロマンス小説 コンテンポラリー部門で第1位!
〈シリーズ〉
Signs of Love Collection
〈Signs of Love〉シリーズは、それぞれの作品にモチーフとなる星座が決まっている。基本的にスタンドアローンの単独作品であり、キャラクターがクロスオーバーすることはない。ただし例外があり、2作目『Leo’s Chance』は1作目『Leo』のヒーロー(レオ)視点。また4作目『Becoming Calder』と『Finding Eden』はそれぞれ第一部と第二部となっており、2作品で一つのストーリーである。2022年8月現在、『Archer’s Voice』以外の12作品が Kindle Unlimited対象。
Pelion Lake
『Archer’s Voice』に登場するTravis(Archerの従兄弟)がヒーローのスピンオフ作品。『Archer’s Voice』と同じくPelionが舞台。(『Travis』 Kindle Unlimited 対象)
Where Love Meets Destiny
またまた『Archer’s Voice』から始まるこちらのシリーズもすべてスタンドアローン作品。
Amazonのレビューによると、2作目はどうやら泣けるストーリーらしい…。
というか、テーマがすごく重い…(誘拐未遂、レイプetc)
Instagramの海外のロマンス垢さん方がよく投稿されてます。
個人的には3作目の『More Than Words』が気になってます。(フランスが舞台の幼なじみロマンスらしいです♡)
Where…
こちらのシリーズはロマンティック・サスペンス!2作目は1作目の続編。
(Kindle Unlimited 対象)
シリーズ以外
↓ロマンティック・サスペンス系
↓あらすじ読んだけどよく分からなかった(笑)これは、何系なのかしら?
↓こちらは純愛系らしい!(ただ人身売買とか出てくるらしく、テーマはすごく重そう。)
↓2023/3/28 発売(これ、タイトル的に“毒親”がテーマっぽいですよね…!)
Book Trailers
さいごに
今回、ミア・シェリダン作品を調べて、Amazonのレビューを読んで気付いたことは、どの作品も絶賛レビューの嵐だったということ。
大抵、どんな作家さんでも辛辣なレビュー(失望した…とか)が一定数あるのだけど、ミア・シェリダン作品はそれが驚くほど少ない。
そして、多くの作品が Kindle Unlimited対象となっているので、邦訳された2作品が好みだった方は、著書の他作品を原書で読んでみるのも良いかも!
私はもうちょっと英語の復習を頑張ってからチャレンジしようと思う(笑)
『世界で一番美しい声』から『完璧な恋に魂を捧げて』が出版されるまで、4年のブランクがありましたが、今後も著者の新たな邦訳に出会えることを願ってやみません。
(次はもっと早く出るといいなぁ…♡)
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